万年筆の写真を「PENS]で紹介するために何枚も撮ってきました。前の記事でも述べましたが、偶然に思いの外気に入った写真を撮ることができることがあります。最近は、どのような時にどのようなアングルで撮れば、「万年筆のある風景」に載せるのに相応しい典麗な写真が撮れるのかが少し分かってきたような気がします。
 といっても、まだまだ気に入った写真を撮るには時間をかけて練習する必要があります。下の2枚の写真は、この風景ならこのような写真が撮れるだろうとシャッターを切る前にインスピレーションのようなものが頭をよぎって、撮った写真です。
 一枚目は札幌の時計台の中を見学している時に撮ったものです。
 二枚目は、コーヒーショップのカウンターで撮ったものです。
 万年筆紹介のページ「pens」の写真と重なりますが、特に万年筆だけに焦点を合わせた写真ではないので、再掲します。

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先日、買い物に出かけた時、たまたま入った某有名コーヒーショップのチェーン店に
入りました。窓辺のカウンター席とテーブル席がありましたが、カウンター席を選び、
セルフサービスで持ってきたコーヒーを飲んでいて、ふと目の前の磨りガラスの模様
に目をやると、とても面白い模様でした。チェーン店でもこだわりのシックさが気に
入りました。その磨りガラス模様がとても女性的で優しく見えたので、たまたま持ち
合わせていたレディシェーファーがこの模様に溶け込んでくれると思ってシャッター
を切りました。
コーヒーを飲み終えて、買い物も済ませてから、昼食をいただきました。
思わないところでの風景との出会いでした。カウンターの木の温もりまでこの写真で
伝われば良いのですが。

万年筆: レディシェーファー

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このホームページのために万年筆の写真を撮るようになってから随分になります。
まだ10ヶ月ほどですが、相当な枚数を撮りました。一本の万年筆をどのように表現
すれば良いのか。そんなことを考えるようになってからは、写真に収めることがます
ます難しくなってきました。
どこにピントを合わせれば良いのか、どんな角度で写せば万年筆が綺麗に見える
のか、背景はどうすれば・・・などと苦心すれば、この作業がとても奥深く思えてきま
した。
まだまだ会心の一枚が撮れたと思えたことはありません。ただ、偶然に自分が気に
入った写真が撮れたことがあるだけです。

下の写真は、「いけばな展」の本にモノトーンのページがあったので、そこに万年筆
を挟んだところです。

万年筆: シェーファー レガシ- ヘリテージ

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目で見る風景と写真に切り取った風景では、時に大きな違いが出ることが
あります。風景を切り取っているのですから、むしろ違いがあって当然なの
ですが。困るのは、引き伸ばし時に自分のイメージとあまりに違う時です。
「見た風景」→「シャッターを切った時のイメージ」→「実際の写真」と変化し
て、元の風景が姿を消してしまった時には、こんなふうにイメージを取り戻
すしかないのかもしれません。

万年筆: デルタ ドルチェビータ

 「趣味の文具箱」(枻出版社)という雑誌は、そのタイトルからして文房具のことが
 たくさんの載っている雑誌かなと思うのですが、実際には、万年筆の雑誌です。言
 い訳け程度にノートや紙、システム手帳などの記事が毎号掲載されていますが、
 とても文具全般が主の雑誌とは言えません。(枻出版社さん「すみません」)最近、
 「万年筆のある風景」という特集を何号かにわたって掲載されていました。プロが
 撮った写真ですから、当然綺麗な写真です。こういう万年筆の紹介の仕方もある
 のか...と思いました。 -いつか、時間のある時、自分も撮ってみよう- 少し前
 からそんなことを考えていました。