万葉短歌三昧

 秋の夜長には、古の短歌に浸るのも良い。
 三十一文字に込められた想いを感じ、共感できれば、たちまちに世界が広がる。
 気に入りの万年筆をそっと紙に落とせば、何故か心が和む。

  上から順に

  • 寂蓮法師
  • 藤原定家
  • 西行法師
  • 寂蓮法師
  • 猿丸太夫
  • 在原業平朝臣
  • 大江千里

     むら雨の 露もまたひぬ 真木の葉に霧立ちのぼる 秋の夕暮
    http://kanezaki.net/blog/tanka01.jpeg 見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮
    http://kanezaki.net/blog/tanka02.jpeg 心なき身にもあはれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ
    http://kanezaki.net/blog/tanka03.jpeg 寂しさは その色としもなかりけり槙立つ山の 秋の夕暮れ
    http://kanezaki.net/blog/tanka04.jpeg 奥山にもみぢふみわけ鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき
    http://kanezaki.net/blog/tanka05.jpeg ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは
    http://kanezaki.net/blog/tanka07.jpeg
    ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは
    http://kanezaki.net/blog/tanka08.jpeg

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